私ども合同会社ヴァレイでは新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療崩壊を食い止めると同時に、
停滞した経済を回すこと、地方創生などを目的に弊社で独自で製造を行っております撥水ガウン
“Valley Kazoku Gown”の販売の代行を行なっていただくエージェントを個人、法人問わず広く募集することとなりました。
エージェント制について
今回募集する販売エージェントは、弊社のValley Kazoku Gownを販売したい方(個人法人問わず)と弊社で契約を行い、弊社に代わってガウンの販売を行なっていただきます。
そして販売価格の一部をエージェントにお支払いいたします。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療崩壊について
2020年5月25日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い発令されていた緊急事態宣言が解除されました。
それと同時に「医療崩壊の危機は免れた」との認識が広く広まってしまうことが懸念されております。
弊社では現在2つの目的のために2種類のガウンを生産しております。
①新型コロナウイルスの患者さんを受け入れていたり、大きな病院向けに使い捨てできるアイソレーションガウンの生産
②地方の病院や介護施設、養護施設など含め広く一般向けに使用される洗えるガウン(Valley Kazoku Gown)の生産
①に関しては経済産業省からの要請を受け、厚労省へ納め、最終的には厚労省から病院に配布されていきます。
こちらのガウン生産の目的としてはまさに新型コロナウイルスと現場で戦う医療従事者向けのガウンであり、医療物資が不足することで医療従事者が感染し、現場で働く方々の減少により患者さんを受け入れられないなどの事態に陥らないためのガウンです。
しかし幸い、
こちらのガウンに関しては国を挙げて製造を促しており、海外からも大量のガウンが入ってきており既に病院の中では足りる病院が出てきておりますし、
現状は足りなくても6月の前半までに一定の数集まることで最悪の事態は避けることができると考えております。
私たちが重要だと思うのは②のガウンです。
地方の病院用のガウンは必要な理由
現在大きな病院用のガウンは少しずつ足りるようになってきております、しかしながら第二波を警戒し大きな病院や地方自治体はガウンを備蓄しております。
そのため現在でも地方の病院や、歯科、眼科、クリニックなど、
介護施設、保育園など様々な施設ではいまだにガウンの確保が難しくなってしまいます。
地方のそのような新型コロナウイルスが関係のない施設でガウンが不足することで、病院や施設は運営できなくなり、通常は治る病気が治らなくなったり重症化し結果として命を落とすことにつながります。
例えば訪問看護をするスタッフがコロナウイルスに感染するリスクを考えて停止してしまったら、
例えば歯医者がガウンが不足するという理由で外来の受付を止めてしまったら、最悪の場合人は虫歯でも命を落とすことがあるのです。
つまり医療物資による医療崩壊を完全に防ぐためには、“国にどれだけのガウンがあるか”ではなく、
“末端の施設にどれだけ安定供給されるか”が重要なのです。
そのために弊社では政府からの要請とは別に独自にガウンの生産を始め、既に販売を行なっており、
地方の医師会や介護施設など合わせて6月末までに1万枚の販売を行います。
エージェント制が必要な理由
しかしまだまだ足りません、
弊社で代理店を通じて卸しているガウンは結局法人営業などを通じて病院や大きな施設には納入されるものの、
例えば小さな町の介護施設は?
村に1つのクリニックは?
動物病院は?
保育園や幼稚園は?
そのほかに必要とする現場には?
ネットショップが使えない人は?
本当に必要な人々にガウンを届けるには”アナログ”や”人のつながり”を使って届けることが大切だと考えているのです。
ですから皆さんの周りにガウンが必要な方がおられる場合は、みなさん自身でエージェント登録していただき、日本中の皆様が「私の周りで足りていない!」と声を挙げていただき、販売してもらいたいと思っているのです。
医療崩壊を防ぐのは皆様です。
地域の皆さんに目を向けられるのは皆さんなのです。
ですから、周りにガウンが不足していると思ってらっしゃる方はぜひ下記より仮登録をお願いします。
https://forms.gle/eHdUsU51Eq8n4sED8
地方経済を回すために
ここからはガウンのエージェント登録を始めた第二の目的について書きたいと思います、
第二の目的は地方の経済を回すことです。
今回の新型コロナウイルス感染拡大を受けて多くの業界が停滞しています。
例えば飲食、エンタメ、接客、アパレルなど多岐に渡ります。
緊急事態宣言は解除されましたが例えば飲食店が以前の売り上げに戻るには1年近くかかると考えております、
ソーシャルディスタンスを保つため席数は少なくなり、回転数が上がらないお店は潰れていってしまいます。
ですので、別の収入源が必要だと考えました。
エージェント登録は面談をして、一定の販売見込みがあればご登録いただけます、
地元で多くのネットワークをお持ちの事業者の皆様が独自で販売を行うことで大きくはなくても、
生活を助けるだけの収益を作っていただけるのではないかと考えております。
エンタメ業界に同じことを感じています、
私は俳優をしていました、
しかし現在当時の友人やダンサーの友達などが軒並み職を失っています、
ある友人はダンススタジオを立ち上げましたが休校にせざるを得なく、復帰した後も売上がどの程度戻るかわかりません、
ある友人は俳優としてyoutubeなどを立ち上げ収益化を試みていますが付け焼き刃になってる場合もあります。
僕はエンタメ業界の”ものを表現し伝える”という部分を活かし、このエージェント制をうまく活用し、
生活の支えの一部になってもらいたいと思っています。
エージェント制は医療、介護、その他必要な方々にいち早くガウンをお届けする手段であり、
事業者の生活の一部を支えることができる手段でもあると考えております。
撥水ガウンについて
弊社で現在作っているガウンは医療の現場で実際に使用されているアイソレーションガウンの必要な基準をクリアしている商品です。
Valley Kazoku Gownはポリエステルでできており、
10回洗濯しても撥水性は保たれるので、飛沫物が衣類に付着することを簡易的に防ぐことができます。
熱にも強く乾燥機にも耐えられます。
界面活性剤で活動を無効化される新型コロナウイルスに対して洗剤で洗うことができるので、繰り返し利用することができます。
また消耗品ですから10回程度の洗濯での買い替えをお勧めしております。
利用シーンとしては
病院や施設の職員が利用することで患者、お客様からの感染を防止するためにも利用できますが、
逆に来客時、
例えば介護施設で面会に来られる方に着用していただくことや、
幼稚園などの保護者面談や、授業参観などでも利用できます。
会社見学を行う際にお客様に着用していただくこともできますし、
また営業時の会社や自宅への訪問時にも”新しいマナー”として利用することができます。
新型コロナウイルスの感染が一定数減った後でも、新たな感染者を生まない、人にうつさないためにガウンの着用は有効的だと考えられます。
持続可能なサプライチェーンに目指している商品
私たちのガウンは主に日本中の”フリーランス”の職人によって縫われています。
会社に所属する方々は会社からの休業手当などがおりますが、フリーランスの方々は保障が十分でない可能性が高く、
例えば親の介護、子育てにより働けない、工場が潰れてしまったなど様々な理由により働けなくなった職人を弊社が行なっているMy Home Atelierというサービスに登録してもらい、
そこで縫製を行なっております。
職人には日当12000円程度を得ていただく加工賃で発注を行なっております。
素材はスポーツユニフォームなどポリエステル素材の産地である福井県で製造しており、
デッドストックになった在庫をガウン用に染め上げ、加工し適正な利益を取っていただいた価格で買い上げております。
販売は私たち、販売店、そして今から登録していただく皆様が責任を持って実際に使っていただく方々に直接販売していただくことで素材からお客様まで責任を持って流通させることができるようになるのです。
私たち合同会社ヴァレイのMissionは”私たちの服作りに関わる全ての人を笑顔にする”ということです、
今回の Valley Kazoku Gown プロジェクトに関わる皆様、医療従事者の方々、ガウンが必要な方々の全てが”笑顔”であって欲しいと願っております。
登録後の流れについて
まずは下記のリンクより仮登録をお願いします。
https://forms.gle/eHdUsU51Eq8n4sED8
6月3日ごろより順次返信させていただき、登録希望の方々は全て15分程度のオンライン面談を行なっていただきます、その面談後登録しルールの確認、契約作業に移って参ります。
オンライン面談は6/8,9の2日を想定しております。
(面談後登録ができない場合もございますのであらかじめご了承ください)
契約は3ヶ月程度とさせていただき、双方の合意をもって継続することができます。
販売実績などにより継続されない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
ここまで長く読んでいただきましてありがとうございます。
こちらの仕組みを活かし、材料から販売までを広くネットワーク化させ第二波があった場合でも、
継続して商品を途切れさせず常に地方の末端まで必要物資を販売できればと考えておりますので、
ご協力よろしくお願い申し上げます。
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