人がチカラをつけるには少々のストレスが必要不可欠。
今週はSTANDARD YOUTHというオーストラリアのブランドのデザイナー兄弟たちと日本中を飛び回っておりました。
通訳しながら洋服を作っていく。
洋服だけじゃなくて靴やら箱やら、帽子やら色々作ってます。
なんとなく理解している服のことをしっかりと相手に伝えるにはとてもストレスがかかります。
だって感覚でわかっていることを電話越しで言葉だけで伝えるってとても難しいですもん。
それをそんなにペラペラじゃない英語でやるわけだから本当にめちゃくちゃストレスです。
でもそれが積み重なってチカラになっていくんだなぁと。
僕洋服を作る仕事始めて今日で大体2年と9ヶ月くらいなんです。
それまではめちゃくちゃ恥ずかしいんですが、zaraにもほとんど入ったことなかったし、僕みたいな人間はセレクトショップなんか行っちゃダメだと思っていました。
それまでに買った一番高い服はオーストラリアで買った5000円くらいのパーカーかな?
もちろん知っているデザイナーはyojiyamamotoくらいで、コムでぎゃパオshふぉぱおぺjfp。。。って感じ。
ビジネスにしたって、年金と保険ってどうなってるの?
厚生年金は会社が半分負担するなんか知らなかったし、
税金?なにそれ?
マネジメント?美味しいの?
みたいな。
そんな僕を育ててくれたのはやっぱりストレスなんだと思います。
そのストレスは忙しいとか、辛いとかネガティブなものではなくて、
「もっと知りたいのに、悔しい!」とか「もっと知識があれば!」とかポジティブなもの、
もっと知りたい、もっと見たい。
そんなポジティブなストレスが少しずつ成長させてくれているんだと思います。
だからずっと筋肉痛。
ずっと少し痛いけど、だからこそもっともっと強くなれますね。
ちなみに、
マネジメントとか、ファイナンスの知識とか、
そういうのって本当にピンチの時にめっちゃ使います!
キャッシュフローってなんとなく知識としてはあるけど、
キャッシュがあるうちは関係ないしね。
けど「あれ?」って時にめっちゃ焦ります。
そして真剣にBLとかPLとか見るようになります。
「原因どこだ?」って、
その時に本当に初めて「決算書やBL PL読めるようになっててよかったぁああああ」って思います。
だから常に少し無理していると成長します。
そして疲れます。笑
そしてその疲れは今みたいに若いうちにしかできないと思います。
だからこそ今やる。
苦労は買ってでもした方がいいですよ。
人生で初めてこの意味がわかりました。
(今ブログを書きながら意味がわかって「あぁあああ」ってなってます)
そしてこのストレスを感じ続けているとちょっとしたことは想定の範囲内になっていきます。
そしてなんだか昔思っていた「大人」っていうのになっているんじゃないか、
そんな風に思います。
ストレスって意外と悪いもんじゃないですよ。
ようはそのストレスをどう受けるかということですね。
あ!
うちの生産のチーフがSTANDARD YOUTHにめっちゃ褒められていて嬉しかったです!
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