人生を動かすのは「決める」ということ

本日の繊研新聞の一面に弊社のことを載せていただきました。

何度か新聞に載せていただいたことはありましたが、

弊社のような小さな会社の小さな取り組みが一面に出ていると、

とても感慨深くてなんだかうれしくなりますね。

 

取材していただいた小畔記者本当にありがとうございました。

1つ1つ積み上げてきたものがこうして色んな人に知っていただくことは本当に幸せです。

 

今日は僕がいつも心がけている、

「決める」ということについて書いてみようかなぁと思います。

 

僕は「この人ブレないなぁ」と感じる人は「決める」ということが上手いと感じます。

 

少し前の話をすると、

2年くらい前に映画系の専門学校で映画を撮る仕事をしたことがあります。

その際脚本と演出をした作品が某映画祭で受賞したことがありました。

その時のタイトルは「選択」でした。

僕は昔から「選択」が人生を決めると思って生きてきました。

何かを始めるか、始めないか、

やるかやらないか、

食べるか食べないか、

行くか行かないか、

右か左か、

その積み重ねが人生だと僕は思っています。

だって常に自分がなりたい理想に近づくための道を選び続けると絶対にその方向に近づくんだもん。いやでも近づきます。

北海道に行きたかったら東へ、北へ進む必要があるわけですから、

北か、南か!って聞かれたら北を選びますよね。

そして北!東!北!って選び続けると北海道に到着します。

 

なんとなく「選択」が人生を決めるっていうとイメージがつきますよね。

 

 

僕はもう一つ大切なことがあると思っています。

それが「決める」こと。

 

そうです、北海道に行く前に「北海道に行く」と決めることが一番大切です。

 

だってゴールが決まってないと北、東、北、東に進むかどうかすらわからないですから。

そんな当たり前のことですが、なかなか難しい。

 

北海道を目指すんですが、途中で「やっぱり沖縄もいいなぁ」とか「海外もいいなぁ」なんて色々考えちゃう。

そうしているうちに西や南にも行っちゃって、結局なんだか今いる場所で幸せ。

みたいな感じになっていることが随分とあるように感じます。

(それはそれでいいんですけどね)

 

ただ、どうしても見たい景色や、夢がある場合、

それを「やる」と決めることが最初であり、最大の武器だと感じています。

なんとなくこの仕事、ファッションが好きだ。

それはそれで素敵。

でも、

社会とまでは行かなくてもせめて自分の人生において「どうなるか」や「どうするか」を明確に決める(行き先を決める)必要があるんじゃないか、そう思います。

 

小手先の器用さでなんとなく上手いことやって儲かる。

そんなメッキはすぐに剥がれちゃう。

 

僕の場合は「日本の縫製業を次世代につなぐ」ということを決めました。

これは何があってもそう決めてしまったんです。

だから変えようがないわけです。

 

その決め事を達成するための方法は何度も何度も手を替え品を替えチャレンジします。

うまく行くときもいかないときもあります。

でも決めたたった1つのことは変えない。

それだけでいいじゃん。

そう思います。

 

同時に気をつけなくちゃいけないのは、

頑固になっちゃうこと。

決め事は1つでいい。

それ以外は柔軟に。

 

こんな風にして、決めた自分との約束。

 

それがあるから頑張れる。

辛いときも乗り越えられる。

明日も、頑張ろう。

きっと頑張ったら見える世界がある。

 

そう信じて明日からも頑張ります!

 

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